若狭の義民松木庄左衛門が祀られている神社で、熊川宿の中では桜と紅葉の名所でもあります。松木庄左衛門は、苦しみにあえぐ若狭の農民を救うため、一命を投げうって大豆年貢の引き下げを実現しました。時に庄左衛門は28歳の若さでした。
松木神社は昭和8年に建てられたもので、境内には庄左衛門の遺徳を顕彰するため、昭和10年に建てられた義民館があります。また不思議な因縁ですが、松木神社境内は、かつて小浜藩の年貢米を収納する米蔵があったところです。
熊川宿のイベント等で味わえる、松木庄左衛門(長操)に因んで考案された大豆と生姜入り豚汁、名付けて「長操鍋(ちょうそうなべ)」が好評です。
|