滋賀県東近江市五個荘金堂地区は、熊川宿と同様、国の重伝建地区に選定されており、これまでもそれぞれを視察するなど交流がありました。
昨年、熊川宿で開催した伝建協全国大会において、熊川小児童による子ども語り部に感銘されたことをきっかけに、NPO法人「金堂まちなみ保存会」設立20周年およびまちなみ探検10回の記念事業として、今回初めて県外の伝建地区を探検する「金堂まちなみ探検10」を企画されました。コースを下見するなど、5月からお互いの役員が準備を進めてきました。
当日は、猛暑の中、総勢50名が予定より早く道の駅に到着。挨拶の後、宮川副会長のガイドで、熊川番所、大岩を見学して、旧逸見勘兵衛家前で熊川小児童たちと合流、みんなで記念写真に収まりました。
熊川小の児童たちは、旧逸見勘兵衛家と松木神社に分かれて、子ども語り部として自分たちで調べたことを元気に発表しました。
続いて、倉見屋、宿場館、葛加工所での説明を受け、昼食場所の児童館へ向かいました。途中、前川に足をつけて涼を求めていました。
児童館では、それぞれの小学生、滋賀県立大学学生、保護者や保存会メンバー、各市町職員、熊川宿スタッフの紹介があり、清八さんの弁当で交流昼食会となりました。
続いて、子ども語り部のDVD観賞、曽我廼家福輔氏による熊川いっぷく時代村のPRがありました。
午後からは、金堂の小学生たちが絵手紙の制作に取りかかり、友達や家族に宛てた絵手紙やメッセージカードを仕上げていました。
最後に、玄関先でお別れの挨拶をして解散しました。
ご一行は、午後5時過ぎに全員元気で帰郷されたとのことです。
参加者の皆さんは、暑さとの戦いでしたが、大過なく終えられほっとしています。また熊川小児童さんや先生方には、キャンプの直後ということもあり、大変お疲れ様でした。
◇関連サイト
金堂まちなみ保存会ブログ:
http://kondomachinamihozonkai.shiga-saku.net/
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道の駅到着、いざ出発/熊川番所にて
総勢70名・全員で記念撮影(暑いのにしゃがませてごめんね)
旧逸見勘兵衛家前・松木神社で子ども語り部
前川に足をつけて小休憩/昼食と交流会
絵手紙とメッセージカードの制作
(写真・記事:まちづくり委員会
広報)
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