◇表彰の目的
全国各地で、それぞれのこころをよせる地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体・個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的に実施されています。
この表彰は昭和58年に創設され、今回で32回目となりこれまで全国で943団体・個人が受賞、昨年度までは「地域づくり総務大臣表彰」として実施されています。
◇概要と評価
若狭熊川宿まちづくり特別委員会は、町並み保存だけでなく住民が快適に住み続け、地域に誇りを持てるようなまちづくりを推進しています。
具体的には、伝建制度に基づいた修理による町並み整備に加え、来訪者と住民との交流を図る秋の観光イベント「熊川いっぷく時代村」への協力、空き家を活用した喫茶とお泊り処の立ち上げなど地域資源の掘り起こしや、空き家を活かした移住促進など様々な地域活性化の取組みが住民主体で行われています。
また、住民と行政が協働で策定した防災まちづくり計画に基づき、熊川区自主防災会を設立して、全戸に及ぶ近隣火災通報システムの構築や毎年の防災訓練が行われています。
このように伝統的町並みを保全しながら、住民主体で地域づくり活動を実践し、新たな課題にも積極的に取組み着実に成果をあげていることが評価されました。
◇表彰式
平成27年1月31日(土)、宇都宮グランドホテル(栃木県宇都宮市)において開催され、熊川宿から宮本哲男氏が出席する予定です。
表彰式の様子をユーストリーム中継でご覧になれます。
http://www.ustream.tv/channel/furusatohyosyou
また活動内容については、(一財)地域活性化センター発行の月刊情報誌『地域づくり』3月号に掲載される予定です。
◇関連サイト
総務省(報道資料一覧)
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/
(一財)地域活性化センター
http://www.chiiki-dukuri-hyakka.or.jp/home.html
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熊川宿の町並み
熊川いっぷく時代村(左)勘兵衛茶屋(右)
空き家紹介(左)防災訓練(右)
(写真・記事:若狭熊川宿まちづくり特別委員会
広報)
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