熊川宿に蛍を蘇らせようと、熊川宿ほたる生息研究会が中心となって、2007年からビオトープの整備や蛍の幼虫の放流活動などを行ってきました。
蛍の鑑賞会は昨年に引き続いて開かれたもので、夕方近くから地区内の親子連れなどが多数集まり、フォークバンド「おっさんず」や合唱団「ラ・フローラ」のミニコンサートで始まりました。
会場の一角には、焼き鳥やタコ焼きのバザーが設けられ多くの人が並んでいました。
辺りがすっかり暗くなった8時頃、蛍の鑑賞地へ向かいました。熊川宿内のビオトープでは、独特の光を放って多くの蛍が飛び交っていました。
下ノ町では、陶の灯りが幻想的な街道を演出していました。この作品は、福井ふるさと百景を活かした景観づくり推進事業の一環で、2月に住民が製作したものです。
最後に、新道地係の生息場所に移動し、自然の蛍を鑑賞しました。こちらでは、ピークをやや過ぎた感がありましたが、神秘的な乱舞を見ることができました。
フォークバンド「おっさんず」
合唱団「ラ・フローラ」
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蛍の乱舞(ビオトープにて)
陶の灯り展(下ノ町にて)
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