とき:平成24年5月16日(水)・17日(木)
ところ:福岡県八女市・市民会館他
第34回全国伝建協議会総会が福岡県八女市で開かれ、若狭町から田辺長生副町長はじめ、歴史文化課職員と熊川宿から計10名が参加しました。
サンダーバード、のぞみ、九州新幹線を乗り継いでお昼過ぎに到着。市民会館で開かれた住民プログラムでは、佐賀県の塩田津、千葉県の佐原、鹿児島県の入来麓の事例発表が行われ、パネルディスカッションと続きました。中でも、佐原の昨年の大震災時の映像は衝撃的でした。
夕方からは会場をメモリアルホールいわ井に移して、情報交換会が開かれました。今までの最多の参加者を数えたそうで賑やかな懇親会となりました。
二日目は午前中、語り部さんの案内で八女福島の町並みを見学しました。居蔵(いぐら)造りの町家をはじめ、八女矢や提灯の伝統工芸、燈籠人形(からくり人形)の実演を見て回り、途中、茶殻まで食べる珍しいしずく茶を頂きました。
午後からは、文化庁調査官の田中禎彦氏が講演され、伝建地区の現状などをお聞きしました。
その後三つの分科会に分かれ、熊川宿が参加した第一分科会では、北海道大学西山徳明氏がコーディネーターを務められ、「住民団体の活動や組織などの活性化をどう進めるか」といったテーマで、妻籠宿、八日市護国地区、八女ふるさと塾と共に熊川宿から宮本哲男氏が事例発表を行いパネルディスカッションと続き、熱心な意見が交わされました。その中で、後継者問題、空き家対策、車の通行規制はどの地区もが抱える近々の課題だと思いました。
最後にそれぞれの分科会のまとめを発表する住民全体会議に参加した後、帰路につきました。
熊川宿の事例発表の内容はこちら
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(1)住民プログラム(2)情報交換会
(3)若狭町参加者(4)町並み見学
(5)燈籠人形実演(6)文化庁講演
(6)第一分科会
聴衆(7)第一分科会 事例発表
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