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 10月16日、伝建15周年記念事業が開催されました。


重要伝統的建造物群保存地区選定15周年記念
若狭鯖街道熊川宿まちづくりフォーラム
〜未来へつなごう!歴史と文化を活かして暮らすまちづくり〜

開催日:平成23年10月16日(日)13:00〜
会場:逸見高周家倉庫・宿場館前(若狭町熊川)

主催:熊川区・若狭熊川宿まちづくり特別委員会
後援:若狭町・若狭町教育委員会
協賛:財団法人 三谷市民文化振興財団


 午前中、まちづくり委員の協力により準備が行われ、熊川区民にお祝いの紅白餅が配られました。

 記念式典では、宮本哲男熊川区長、河合健一まちづくり委員会会長、森下裕若狭町長、武田敏孝若狭町議会議長の挨拶に続き、「熊川宿まちづくりの軌跡」がスライド上映されました。

 続いて第一部のフォーラムに移り、記念講演では、文化庁文化財調査官の清永洋平氏が、「がんばる伝建地区〜全国から見た熊川宿のまちづくり〜」と題して、「熊川宿は伝建地区の中でも建造物の密度が高い。いっぷく時代村など住民あげてまちづくりに取り組んでいる」と講評をいただきました。
 (財)日本ナショナルトラスト主任研究員の土井祥子氏は「活かそう!私たちの歴史遺産」と題して、「歴史遺産は感動を与えてくれるものでまちづくりをする人達の姿そのもの、これからも全国に発信していただきたい」と話されました。
 休憩中には、熊川宿おもてなしの会による「特製葛ようかん」が振る舞われました。

 次に、このほど松宮昂氏より絵画「得法寺 家康腰掛けの松」が熊川宿に寄贈され、お披露目がありました。続いて、リレートーク「熊川宿のまちづくりをふり返る。これからを語る」が行われ、これまでお世話になった方々から、熊川宿に関する苦労話や思い出、感想などをお聞きしました。司会進行は、若狭町歴史文化課課長永江寿夫氏が務められました。
 会場には町や県内外から100名余りが集まり、熱心に話を聞いていました。

 第二部の交流会では、熊川宿まちづくり委員会の協力で、お祝いの餅つきが行われ、つきたてのきな粉餅が来場者に振る舞われました。続いて、一乗寺郷土芸能保存会の皆さんによるてっせん踊りと、熊川宿伝統芸能保存会や熊川区民による熊川音頭が披露され、記念事業を締めくくりました。


写真:左から土井祥子氏・清永洋平氏・一乗寺郷土芸能保存会の皆さん・てっせん踊り

 

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